近視に良い生活
2021.1.22|ブログ
皆様 こんにちは 管理医師の内田です。
昨年の4月から管理医師として就任させていただいております。
この2月は大寒波が到来して凍るような空気のなか、
再度緊急事態宣言が11都府県に発令され、あまり外出もできず屋内で過ごすことの多い日々が続いております。
さて、長時間の読書やパソコン作業などの近業は大人であれば眼精疲労になり、高校生以下の成長期のお子様であれば近視の進行の一因となります。
そこで、近視の進行予防の生活について紹介させていただこうと思います。
近視というのは眼の形が前後に長くなることで、眼の中に入った光線のピントが網膜より前に合う状態です。
そのため、近視は近くのもはっきりみえますが遠くのものはにじんで見えます。
近視は遺伝性?
近視は生活環境のほか、遺伝も関与しているといわれています。
ご両親のどちらかに近視がおありでしたら気を付けてくださいね。
どんな環境にしたら良いの?
- 30分したら眼を休めましょう。30分以上の作業を連続させないことは効果が証明されています。
- 30 cm以上は眼を離して、200ルクス以上の明るさで読みましょう。
夕方以降にあまり頑張ってしまうと、寝つきによくないのでご注意を。
- 1日2時間は1000~3000ルクス以上の明かりにあたりましょう。
紫外線のきつい直射日光にあたらくても、屋外なら木陰で十分な照度が得られます。
やはり夕方以降には頭が冴えて寝つきによくないので気をつけてください。
また、成長とともに眼鏡の度数も変化してきます。
度の合っている眼鏡は近視予防に効果があり、見えづらいと感じられる際には、ぜひ検査をお勧め致します。
春を待ち望む日々ですが、皆様ご体調を崩されませんように。