こんにちは。スタッフ411です。
気づけば、2021年も2か月が過ぎようとしています。
まだまだコロナ禍で、行きたいところに行けない、会いたい人に会えないなど、
我慢を強いられる生活が続いていますね。
ですが、そんなことはお構いなしに、いよいよ花粉の季節がやってきました。
当院でも、「目がかゆくて…」と、花粉症の症状を訴えて来院される患者様が増えてきました。
そこで、今日は点眼薬の基本的な点眼方法と間違った点眼方法などをご紹介させていただきます。
◆基本的な点眼方法◆
・手を洗う 。
新型コロナウイルスは目からも感染する可能性があると言われています。
点眼する前後には十分な手洗い・アルコール消毒を行ってください。
・下まぶたを軽く下に引いて、あっかんべーの状態にし、1滴を確実に点眼します。
この時、容器の先がまぶたやまつ毛・目に触れないように。
・まぶたを閉じてあふれた液を清潔なガーゼやティッシュで軽く拭き取ります。
・まぶたを閉じたまま、目頭のやや鼻よりを指先でしばらく(1分~5分)軽く押さえます。
*2種類以上点眼する場合は、5分以上間隔を空けて点眼してください。
*開封後は1か月を目安とし、残った薬は捨てましょう。
*感染防止のため、ほかの人の目薬を共用しないようにしましょう。
◆間違った点眼方法◆
・容器の先を目尻につけて点眼する。
➡点眼液が汚染される原因になります!
差しやすいからと、やっていませんか?
・点眼後、まばたきをする。
➡目から鼻に流れ出てしまいます!
のどから苦いのがきたことないですか?
・目の周りに落ちた液を流し込む 。
➡顔についた汚れや花粉・異物・細菌などが一緒に目に入ってしまいます!
もったいないと思ってやっていませんか?
・指示された滴数よりも多く点眼する 。
➡目からあふれるだけで効果はありません!
早く治りそうな気がしますが、もったいないだけです。
花粉症でつらい思いをされてる方が、少しでも快適に過ごせますように。
以上基本的な点眼薬について述べさせていただきました。
詳しくは、医師または薬剤師の指示された用法・用量を守って点眼してください。